一生暮らしやすい、平屋建て。

こんにちは。

だいぶ日が長くなり、春を感じますね＾＾

 

今日は、2月にお引渡しをしたS様邸のご紹介です♪

 

ご新婚のS様邸は、建物の北側にあるおばあちゃんの家の日当たりも考えて、平屋建て。

平屋建て、憧れる人も多いのではないでしょうか。かくいう私がそうです。

・・・が、実際には敷地の広さもある程度必要なため、なかなか難しいですよね。

 

子育て期にも、高齢になっても暮らしやすいのが平屋建てです。

結婚して、子供を授かったとき。大きなお腹で足元が見えない中の階段の昇り降りがありません。

子供が生まれ、小さいとき。落下の心配をしなくてもいいですよね。

 

ただ、平屋建てならではのデメリットも。

・日当たりが良くない。

・防犯上気になり、窓を開けておきにくい。

 

さて、S様邸では、上記のデメリットをどのように解決しているのでしょうか！？

 

玄関から、中庭をみたところ。

そう、四方を囲まれた中庭があるんです。

　

これが、平屋のデメリット解消ポイント①です。

直射日光は入りにくいものの、明るさや解放感を得るには十分ですね。

玄関ホールを抜けるとLDKです。

平屋なのに、この解放感と明るさ。

この天井の形状が、平屋デメリットの解消ポイント②です。

　

キッチンの奥、LDKの一角に洗面台。そこから脱衣室、お風呂とつづいています。

洗面台って、必ずしも洗面所になくてもいいですよね。冬の朝の身支度も暖かくて・・・＾＾

　

 

（左）製作キッチン（右）製作洗面台。面材をそろえています♪

ちなみに・・・

　

キッチンの反対側にも同じタイルが。

お施主様お気に入りのタイルです＾＾ナチュラルな空間にとっても合っていて可愛かったです。

脱衣所内には、家族の衣類もしまえる大容量の網かご収納。

普通に引き出しをつくるよりずっとお値打ちです＾＾

　

LDKの隣にある和室。脚を入れられるスタディコーナーがあります。

リビングの木壁の奥はどうなっているかというと・・・

　

ロフトへ上がる梯子と、ここにもスタディスペースが！

TVも見えない場所だから、集中できそうですね。

寝室の地窓からは、中庭を介してリビングが見えます。

ここが、平屋デメリットの解消ポイント③。

季節の良い時期には、中庭側の窓を開けて、風を通しながら寝られます＾＾

そして、子供部屋。

広くはないですが、将来的には2つに間仕切れるようになっています。

ここも高窓にして、横滑り窓に。防犯に配慮しています。

 

ところで、私も子供部屋はうんと狭くていいと考えています。

小さいころはあまり使わないし、本格的に必要になることには、部活や塾なんかであまり家にいる時間もないと思うので・・・

それが過ぎると、あっという間に家を出る年ごろです。

大学時代に住むアパートなんかは、もっともっと狭かったりしますしね＾＾；私も６帖一間でした。

 

色々な考え方がありますので、家族内で価値観や考え方が共有できれば、一般論にとらわれず（子供室は4.5帖～6帖くらい・・・など）自分たちにとって快適なお家になるのかなぁ、と思います＾＾

 

杉の床が自然で、気張らずシンプルで、なんともここち良いS様邸。

ここで始まる暮らしが素敵なものとなりますよう、お祈り申し上げます。

このたびは誠にありがとうございました！

 

おまけ。

壁のコーナー部分はすべてRに！

細かいところまで快適ですね＾＾