夜を愉しむ　大人のマンションリノベーション

築22年の中古マンションのリノベーションです。

テーマは「夜を愉しむ。」

普段仕事をしていると、どうしても家を満喫する時間は夜が中心。得意な料理で大好きなおつまみを作り、お酒を飲んでホッとする・・・そんな時間が似合う家になるよう、間接照明を用いプランニングしました。

【キッチンレイアウト】

キッチンはもちろんレイアウトを変えることもできますが、レイアウトを変えようと思うと、配管のやり替え工事が発生したり、配管を通すために床を10ｃｍほど上げる必要が出てきたりします。

同じ位置で済むならその方が工事はムリなく安く済みます。位置を変えずとも、吊戸棚をなくしたり、造作工事の工夫次第で雰囲気はガラリと変えられます。

【しっかり使える、カウンター】

大人だけの暮らしなら、ダイニングテーブルを置かずにカウンターにしても。その分部屋が広く使えます。ただし、カウンターの奥行きが狭かったり手元が暗かったりすると、使う気がなくなってしまいただの物置と化す可能性があるので、奥行や明るさ、高さの設定は慎重に。

【キッチン設備】

キッチンの形自体は、アイランド型やペニンシュラ型は使わず、一番お値打ちな壁付I型キッチン。使いにくい吊戸をなくすだけでも視界が開け、スッキリ広々。

アイランド型などに起こりがちな、キッチンの上の生活感が見えてしまう、というデメリットも手元が壁でかくれることで解消できますよ。

【リビング拡張】

隣接する洋室をリビングと繋げました。もともとの天井高の違いを活かし、間接照明を設置。マンションは天井の高さが部屋により違うことが多いので、クロスの貼分や照明など、うまく活かしてデザインとしてしまうのも面白いですよ。

ただし、マンションの場合直にコンクリートだったりするので、不陸というボコボコが間接照明によって目立つことも・・

もちろんそれをも直していくことはできるのですが、工事費は積み重ね。自分が許容できるのであれば、個人的にはこれくらいはいいかな、、それよりも間接照明、楽しみたいかな、と思いますが、皆さんはいかがでしょうか？

【クロスの貼り分け（と床の貼替え）のみで印象チェンジ】

クロスの選び方だけでも印象はぐっと変えることができます。収納扉もそのまま使用、古い印象の取っ手だけ変えました。

クロスのカタログ、ご覧になったことありますか？すごく種類が多くて迷ってしまいますよね。

「これとこれ、ほぼ同じに見えるけど、どっちがいいの？」なんてときにはぜひご相談いただきたいです！

他の部材との組み合わせや、照明の色、光の入り具合、そしてお客様の嗜好など色々なことを考慮しながら、「これが一番いいんじゃないかな」と思うものを選んでご提案しています。

【トイレ】

トイレは少々暗めの照明で。夜中に起きて行ったときに目が覚めてしまわないように・・。クロス貼替のタイミングでは、将来を見据え手摺などを設置することも検討してみてください。

一度クロスを剥がすので、そのときに必要な箇所に下地を入れることができます。

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マンションのリノベーションでは、いったん内装を全撤去するフルスケルトンというやり方で、間取りなども一新することも可能です。

ご希望であれば、その方法で最高の空間をご提供できるようプランニングします！！

が、やはり予算は大切だと私は思います。

住まい以外に、趣味や旅行、車など、大きなお金が必要な場面もありますよね。

限られた予算予算でも工夫次第で雰囲気を変えられるんだ、ということをぜひ知っていただきたいな、と思います。

例えば、壁紙を変えるだけの場合、ふつうに白い壁紙にするのも、上記のように組み合わせるのも、予算はそこまで変わりません。

ただし、ご自身で選ぼうと思うとなかなか難しいですよね。

そんな時には、、ぜひぜひご相談ください。

お客様の嗜好や、取り替えられないドアなどの部品、トータルでバランスを見て、何パターンかコーディネートしたものをご提案させていただいています。

皆が自分の好きな空間に住むことができると良いな、と思いながら日々仕事をしております。

小さな会社です、どうぞお気軽にお問合せください(^^)/

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