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介護保険を使ったトイレの改装

2016-12-26 

こんにちは。

今年最後に私が担当させていただいたリフォーム現場をご紹介します。

 

下水が通ったので、トイレの改装と一緒に下水への接続をしたいとのことで、ご紹介でお話をいただきました。

普段相談されているご近所の工事店が、近隣の下水接続工事で忙しくしばらくできないということで、年内にできないかということで、ご紹介でお話をいただきました。

 

ご高齢のお父様がいらっしゃり、介護保険と岡崎市の助成金を使っての工事でした。

【before】

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寝室の一角にあるトイレ。

通常は一畳程度がトイレの広さとしては一般的ですが、介助者が入ることになる場合、幅が1.5倍程度あると介助がしやすくなります。

介護保険の対象になるので、トイレを広げ、引き戸にすることをおすすめしました。

介護保険の20万円を超える工事となる場合は、市の助成金を使うことができます。

ただし、介護保険が上限金額に達するまで何度でも使えるのに対し、岡崎市の助成金20万円は、1回きりなので、40万円を超えてくる場合に使ったほうが良いですね。

 

事前に申請をし、市からOKが出てからの工事になるので、少し着工までに時間が必要です。N様は、年末までに工事を完了したいとのご要望でしたので、担当ケアマネージャーと市のリフォーム担当と調整をしながら進めていきました。

 

お部屋を養生して、まずは解体。便器も撤去します。下水が通っていなかったので、これまでは、汲取りの便槽の上に簡易様式便器が乗っていました。

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床を解体し、これまでの排便管を撤去し、新しく作ります。

 

image11

 

壁を起こして・・・

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ボードを貼ってクロスを貼る準備をしていきます。

image1

そして、便器や手摺を設置して完成です。

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スペースはしっかりあったので、将来的な介助の想定をして使いやすいサイズに変更しました。

移動用の手摺と立ち上がり用の手摺も設置しています。

 

それから、細かい部分ですが。

image2

 

通常、トイレ用の明かり窓がついた建具には、簡易的な鍵がついてきます。

ですが、開き戸ではなく引戸の場合、緊急時に外からあけることが難しいのです。

(開き戸ですと、外からコインなどで開けられます)

ですので、N様邸では普段ご夫婦二人だけということもあり、鍵自体を無くしました。

もし、鍵はほしいけれど、という場合には、特注で緊急時外から開けられる鍵に変更することもできますよ。

 

こうして、無事年内に工事を終えることができました。

N様、ありがとうございました!

ハウスリペアさんにお願いして良かったと言っていただけたこと、とても嬉しかったです。

ご家族そろって良いお年をお迎えくださいね。

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